あらまし

●保育料について

 本園は、令和2年4月から「子ども子育て支援新制度」における「施設型給付幼稚園」に移行いたしました。新制度では、保育料は園が決めるのではなく、市町村が保護者の所得に応じて決定します。ただし、昨年10月から実施された幼児教育無償化制度により、国がこれを所得に関わらず0円と定めました。したがって、本園の保育料も0円になります。なお、新制度に移行して学校教育法に基づく幼稚園であることに変わりはありませんので、本園の教育方針や行事内容、運営方法はこれまでと基本的に同じです。

●保育時間について

 本園では全ての土曜日を休園とする完全週5日制を採用しています。保育時間は原則として毎週月〜金曜日の午前9時30分〜午後2時までです。給食は、月・水・木・金曜日に実施し、火曜日はお弁当です。ただし、学期始めと学期末には短縮保育(11時30分降園)を実施します。

●クラス編制について

 令和4年度は、年長8クラス、年中7クラス、年少6クラスの計21クラスで構成されています。1クラスあたりの園児数は年長と年中で28名前後、年少で26名程度です。ただし年少各組には、年間を通して担任以外に補助教諭を1名加配し、子どもひとり一人に対してきめ細やかなサポートができる体制をとっております。年少組のクラス分けは、生まれ月や住所に偏りのないよう配慮。また、年長組および年中組のクラス分けは、進級時に様々な面で偏りのないように再編制をしています。

●給食について

 本園の給食は、原則として月・水・木・金曜日に実施します。子どもたちに必要な栄養バランスを補えるよう、栄養士が栄養価計算し、関西大学生協食堂部で調理して本園に搬入していただいております。火曜日はお弁当の日ですので、それぞれのご家庭でご用意ください。なお、お子様に食品アレルギーがあり、医師の診断書等による指示がある場合には、給食の除去対応をいたします。個別にアレルギー食を用意することはできませんのでご了承願います。

●体育指導について

 本園では専属の体操コーチによる体育指導を行っております。この体育指導では、ただ体育的な技術の向上のみを目指すのではなく、子どもたちがボールを蹴ったり鉄棒で遊んだり、トランポリンをしたりプールで水遊びをしたりすることが楽しいと思えるようになることを目標としています。また、夏休みには千里スイミングクラブの室内プールを使用して、水泳コーチによる集中水泳指導も行っております(年長児、無料)。

●保護者と担任とのコミュニケーション

 保護者の方にとって、お子様が日頃どのようにして幼稚園で過ごしているのかということは、たいへん気に掛かるところだと思います。本園では、参観日をはじめ運動会や発表会などの行事を通して、できるだけお子様の様子をご覧いただくよう努めております。また、定期的に個別面談を実施してお子様の成長について話し合いをいたします。このほかにも、日々気がついたことは連絡ノートや電話で連絡し合います。

●キンダーカウンセリング

 近年、子育てや子どもの発達について悩みを持たれるお母様が増えてまいりました。心配事があっても、なかなか人には相談できず、結局一人で悩んでしまうことが多いものです。本園では、大阪府の支援を受け、小中学校で導入されているスクールカウンセラーと同様のキンダーカウンセリング制度を導入しました。専門の臨床心理士がお母様の悩み事の相談を受けたり、園児の発達について日頃から担任と話し合ってよりよい成長につなげています。

●送迎について

 園児の送迎は、通園バスによる送迎と徒歩による送迎を実施しています。通園バスの運行経路や停留所の位置、運行時間などは毎年見なおしております。通園バスには運転士の他、添乗員が乗務して安全をはかっています。徒歩通園は、園近辺の数地点へ専属の職員が引率して送迎します。この他に、保護者の方がお子様を直接送迎する自由通園も選択できます。

●空調設備について

 最近の異常気象に対応するため、本園ではすべての保育室とホール、事務室等にエアコンを設置しております。夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができますが、園児の健康管理の上から必要以上に空調を効かすことは控えるようにしています。

●父母の会について

 保護者によって自主的に運営されています。父母の会の主な活動としては、運動会の援助、お楽しみ会等の催し物の企画運営などがあります。運営に要する費用はすべて母の会費によってまかなわれています。なお、幼稚園の行事や運営のために保護者の方が強制的に手伝わされるということはありません。保護者の方の自由な意志が優先されます。給食の配膳や運動会の運営でも、希望される保護者の方はボランティアとしてお手伝いいただいています。

●防犯対策について

 近年、不審者による学校での犯罪が増加し、その対策が欠かせなくなっていますが、本園では保護者には名札を配布し、来園時にはそれを着用することを義務付けております。
 また、正門前と駐車場通用門に警備員を配置し来園者のチェックを行うとともに、園内各所には防犯カメラを設置し、警察との直通電話も設けております。

●駐車場・駐輪場について

 現代の車社会では、多人数の集まる施設に駐車場や駐輪場は不可欠になりました。各地の幼稚園や保育所では駐車場がないのが一般的ですので、日頃から園周辺での路上駐車に頭を悩ましています。本園では、約50台分の駐車場と約100台分の駐輪場を整備し、保護者の方に開放しています。駐車場には警備員を配置し、安全を確保しています。

●玉川学園保育園について

 近年、保育所に入所できない待機児童問題が深刻になっていますが、平成23年4月に本園の隣に玉川学園保育園を開園いたしました。また、平成29年4月には玉川学園高野公園保育園を開園いたしました。運営は、吹田市の委託を受けて社会福祉法人玉川学園があたります。定員は各々120名で大阪府および吹田市の認可を受けております。玉川学園保育園または玉川学園高野公園保育園に入園をご希望の方は、吹田市保育幼稚園室にお問い合わせください。また、それぞれの保育園のホームページもご覧ください。

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